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感染しないカラダ作り

感染しないカラダ作り

感染予防と免疫力アップがカギ

「ウイルス」はどうやって体内に侵入する?

  今年の冬も猛威を振るったインフルエンザ。年始めには「災害級の感染拡大」と報道されました。晴天が続き、空気が乾燥すると「ウイルス」に感染しやすい条件がそろってしまうのです。
 冬の気温や湿度は多くのウイルスにとって最適な環境です。15℃以下の低い気温と40%以下の低い湿度では、ウイルスは表面の水分が蒸発して空気中に長くとどまり、生存期間も長くなるため、その分感染が広がりやすいのです。寒い冬こそ換気が大切なのはこういった理由からです。
 一方で、人の身体は寒さと乾燥のせいで感染しやすい状態になっています。体温が1℃低下すると人の免疫力は30%低下すると言われています。併せて乾燥は喉や鼻の粘膜の機能を低下させて、外部からのウイルス侵入を容易にしてしまいます。実は冬ほどこまめな水分補給が大切なのです。冬はこういった「ウイルス」と「人」の条件がそろうことで、感染症が流行してしまうのです。

咳やくしゃみだけでなく、会話でも唾液は飛散します

唾液などの水分に乗って放出されたウィルスは、水分が蒸発し軽くなって空気中を漂います

ウイルスが体内に侵入してものどや鼻で消えてしまえば感染はしません

免疫力を高めれば、
感染リスクは軽減されます。

 免疫には「自然免疫」と「獲得免疫」の2つがあります。
 自然免疫とは、人が生まれつき持っている免疫反応です。ウイルスや細菌が体内に入ってきたときに、真っ先に攻撃する役割です。マクロファージ、樹状細胞、好中球、NK細胞などがあります。
 獲得免疫は、自然免疫で防ぎきれず体内で増殖を始めたウイルスや細菌などの病原体に対して働く免疫です。ヘルパーT細胞やキラーT細胞、B細胞といったリンパ球などがあります。獲得免疫は、生まれつき備わっているものではありません。体内に入り込んだ病原体への攻撃方法を学び記憶しておいて、次に同じ病原体が発生した時はすぐに攻撃できるようにするのが獲得免疫です。このメカニズムを応用して、病気を予防したり、治したりするのが「ワクチン」です。
 この「自然免疫」と「獲得免疫」が活発に働く状態を一般的に「免疫力が高い」と表現します。毎日の食事や生活習慣を改善し、免疫力を高めることがウイルス感染のリスク軽減につながるのです。

ワンポイントアドバイス

免疫力を下げる大きな原因に「冷え」があります。冷えた身体は痩せにくく、婦人科系のトラブルの原因にもつながります。特に温めてほしいのは首、手首、足首です。マフラーや手袋、レッグウォーマーなどを上手に活用して、冷え対策をしながらおしゃれも楽しみたいですね。カイロを使うなら下腹部や肩甲骨の間に張ると体の中から温まります(低温やけどに注意)。飲み物でおすすめなのは、最近話題の「ほうじ茶」です。カフェインが少ないので、夜に飲んでも大丈夫。しょうがの絞り汁を入れるとさらに温まります。そもそも一番いいのは「冷えない体」になることです。体温が高く代謝のよい状態に保つにはサプリメントはオススメです。ブラッシング体操も末端の冷えを解消し身体の中から温まりますので、ぜひ日課にしてください。